はじめまして。デストラーデというTNでレート対戦をしています。USMで約1年間役割論理の構築を使用しており、私自身が最も良い成績を残すことができた(強者と呼ぶには物足りないかもしれませんが)構築を紹介します。初投稿となるので拙い文章につきましてはご容赦ください。
1.構築経緯
USMシングルレートのシーズン9・11・13にそれぞれ最高レート1982、1924、1917を記録した構築です。
⓪相棒のラティオスをなんとか生かしたいと考えヤーティ構築に着手。
①ラティオスと相性がよく、ボーマンダ、リザードン、ガルーラなどの強力なメガ進化ポケモンと渡り合えるメガバンギを採用。
②電気技の一貫を切ること、威嚇をまくこと、ギルガルドを一撃で倒すことを意識して霊獣ランドロスを採用。
③ここまでで催眠対策、竜技対策が皆無だったため、カプ・レヒレ、ナットレイを採用。
ここまでは現環境におけるヤーティで頻繁に使用されており、残り1枠を試行錯誤していきます。その結果、最後に
④ハッサム、ナットレイ、テッカグヤ、クチートなどの鋼枠に強く、タイマン性能が高く、電気耐性もある(電気の一貫を切ることをものすごく意識してしまうのですが、わかる人いませんか?)ヤケモンとしてメガリザードンXを採用。
以上の流れでパーティが完成し、対戦していました。
2.個別紹介
ラティオス@こだわりメガネ 控え目
187(252)-x-101(4)-200(252)-130-130
流星群/サイコキネシス/波乗り/雷
論理の王であり、相棒枠。バシャーモ、霊獣ボルトロス、リザードンY、フシギバナ、ロトム、物理受けポケモンなどが主な役割対象となります。
このポケモンの雷の命中率がレートの結果に反映される印象です。交換読みテテフやグロスを意識してシャドーボールを採用していた時期もありましたが、ヒードランやテッカグヤを役割対象としたかったのでこのような技構成になっています。最近はSの速いカプ・レヒレが増えてきている印象があるのでさらにきついなと感じています。
リザードン@メガストーン 意地っ張り
メガ前:185(252)-149(252)-99(4)-x-105-120
メガ後:185(252)-200(252)-132(4)-x-105-120
補完枠として採用しましたが、非常に活躍してくれてパーティの救世主的存在です。クチート軸、メタグロスやルカリオがいるパーティ、ブルル入りサイクルパ、受けループなどに対して積極的に選出しました。
ステロ4倍がとにかく痛いので基本的には初手で選出し、ランドロスやガブリアス、マンムーなど不利と思われる相手に対しても突っ張っていました。岩技を受けてから引きましょう(初手ドラゴンZを放つガブリアスくんはNG)。反動技が主力技であること、等倍でダメージを受けることが多いことから受け出しはほとんどせず、タイマンで1対1交換以上を目指すような使い方がよいと思います。
バンギラス@メガストーン 意地っ張り
メガ前:207(252)-204(252)-131(4)-x-120-81
メガ後:207(252)-237(252)-171(4)-x-140-91
最強のメガシンカヤケモン。弱点は多いですが高種族値を盾に困ったら選出し、確実に役割を果たしてくれた必殺仕事人です。砂を生かしてたすきポケモンやオニゴーリを処理させたり、かみくだくやれいとうパンチの追加効果を生かして耐久ポケモンを崩す役割を持たせたりもしました(うまくいくとはいってない)。ラティオスの次に信頼しているポケモンです。
191(212)-216(252)-116(44)-x-100-111
物理受け+電気技地面技の一貫切りを主な役割として採用しました。パーティできついカミツルギやガルーラに強く出られる貴重なポケモンとして重宝しています。はたき落とすを採用してから役割対象が増え、選出しやすくなったと感じています。半分回復きのみ、進化の輝石をはたき落としたあと、とんぼ返りで後続に引く動きが強かったです。
カプ・レヒレ@水Z 控え目
175(236)-x-138(20)-161(252)-150-105
状態異常対策(あくびループや麻痺まき起点づくりの回避)、竜技半減、フィールド張替えなどこのポケモンにしかできない仕事があり、痒い所に手が届くポケモンです。ミミロップやフェローチェのような、パーティできついポケモンの相手を任せられる点も優秀です。ただ、火力がやや控えめなので特にZ技を消費した後は起点にならないように気を付けていました。一方、有利対面では積極的にZを消費してサイクル崩壊を狙っていくことを心がけていました。
ナットレイ@こだわりハチマキ 勇敢
179(236)-160(252)-154(20)-x-136-22(最遅)
ジャイロボール/パワーウィップ/タネマシンガン/はたき落とす
フェアリー受け、ミミッキュ対策、催眠対策枠。鉢巻ジャイロで負担をかけていきました。補助技読みで悠長に突っ張られることがあるので、意表をつけると思います(リザードンがいるためヤーティにみられにくいのかもしれませんね)。オニゴーリやミミッキュの身代わりに対抗できますが、オニゴーリには後手に回るので、勝てたらラッキーぐらいの気持ちで祈りましょう。ミミッキュの剣舞ゴーストZの乱数が変わるので上記の努力値振りとなっています。
3.選出・立ち回り
vsカバマンダガルド
<こちらの選出>
or +
から入り、対面的に処理します。と当たった時だけはに引いて処理していました。裏からが待ってくるのでを後出しし、返り討ちにしましょう。
に荒らされなければ、十分に戦えると思います。
vsカバリザorグロス
or
<こちらの選出>
or+
ほぼグロスが選出されるのでを初手に出し、相手のリザードンがっぽいときは
にしていました。かなり相性が悪いうえに、追加効果をたくさん引くので耐え忍びましょう。
vsカバリザorカバルカ
or
<こちらの選出>
ほぼルカリオが選出され、パーティによく入っているも選出されることが多いです。そのため、初手はで入って相手を対面処理していきました。相手パーティに合わせてから3匹選出していました。
vsガルーラ軸
ほとんどで選出されます。
<こちらの選出>
or
初手でが選出されるのでかを合わせます。グロパンをうたれるので馬鹿力もしくは地面Zで粉砕しましょう。残り2匹は数的有利を生かして気合いで処理します
<こちらの選出>
or+
@1で選出されることが多いです。に強いポケモンを2体選出することをこころがけていました。ここでもひるみがつきものなので耐えてください。
vsミミロップ軸
みたいな並び
<こちらの選出>
or
初手で
vsの対面を作り、猫だましを受けます。相手がスカーフと警戒してに引いてくるので眼鏡サイキネを押し付けます。リサイクルしながら体力管理してきますが、いつかDダウンを引いて受けきれなくなって倒すことができます。
相手視点ではこちらのがきついのでの被選出率が高いです。の並びならばほぼ完封できるので苦戦はしないと思います。
を選出するときはの木の実を叩いてサイクルで有利に立ちましょう。
vsクチート軸
みたいなやつ
<こちらの選出>
+or
初手でが選出されることが多いのでで”気合いパンチ”を放つと、トリルを張ることができずに倒れていきます(最高に気持ちいい瞬間①)。はAが1段階下がってもフレドラでを倒せるので突っ張って構わないです。
また、が非常に後出しされやすいのでパーティにいる場合にはドラゴンダイブを選択したほうがいいと思います。
vsブルル入りサイクルパ
+ororみたいなやつ
<こちらの選出>
+1
相手はから入ってくるのでを合わせ、裏のポケモンを読んで技を選択します。数々のを”気合いパンチ”で粉砕してきました(最高に気持ちいい瞬間②)。は突破できないことが多いですが、の眼鏡サイキネを絡めてゴリ押ししていました。
vs受けループ
こんな感じの並び
<こちらの選出>
+or
相手の選出の多くが@1です。XYどちらでも一撃は技を耐えるが悠長に毒や麻痺を撒いてくるので、の”気合いパンチ”でわからせてあげましょう(最高に気持ちいい瞬間③)。ラッキーを突破するとラティオスの眼鏡サイキネが一貫するのでにギロチンを当てられなければ勝てると思います。
その他(疲れてきたので簡潔に)
vs砂パ こちら
→
vsランド積み展開① こちら
→
vsランド積み展開② こちら
→
4.きつかったポケモン
たすき持ちで打ち分けるタイプ、眼鏡でごり押すタイプ、どちらもきつかったです
リザードン・バンギラスのストッパーとして確実に選出され、パーティを崩壊させられました。弱体化を強く望みます。
技範囲が広く受けきれない。
論者ならみなわかるはず。
祈る。
5.ふりかえり
・構築記事書くのは疲れる。毎シーズン書かれている人尊敬します。
・役割論理で2000越えるにはテテフ・ミミッキュに切り返せる鋼タイプポケモンが2枠は必須。
6.おわりに
ここまでありがとうございました。役割論理に少しでも興味を持っていただけると幸いです。次はレート2000を達成して記事を書けるようにしたいと思います!